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ボーイの仕事は多種多様
キャバクラで働くボーイは様々な役割を担います。
しかし一日の大まかな流れは決まっており、日々同様のタスクをこなします。
勤続年数や経験によって一部の仕事は変わるものの、どのキャバクラでも役割に違いはありません。
では、どのような仕事をこなすのでしょうか?
ボーイの行う仕事と一日の流れ
ボーイの一日の流れをまとめると、以下の3つに大別できます。
・開店後の業務
・閉店作業
お店により一日のローテーションは若干変わりますが、流れ自体は上記の通りです。
また、一日の流れは一般的な飲食店とさほど違いがありません。
もし飲食店でのバイトや仕事の経験があれば、戸惑うことはないでしょう。
①営業準備
最も重要な段階が営業準備です。
お客様を出迎えられるよう、開店に向けての仕事をこなします。
ボーイが営業準備で行う仕事は、主にフロアや机の清掃です。
清掃は隅々まで行います。
キャバ嬢の名刺の準備と出勤チェックを行うお店もありますが、これらはマネージャーの役割です。
始めの頃は清掃などの業務が多いですが、マネージャーなるとこれらの業務も同時にこなす必要があります。
②ホール・ウェイター業務・付回し
キャバクラ開店後のボーイの役割は、ファミレスなどのウェイターとほとんど一緒です。
入店したお客様の荷物を預かって席まで案内し、ドリンクを作ったり氷を運んだりします。
また、喫煙するお客様がいる場合は定期的に灰皿の交換も行います。
他に重要な仕事となるのが付回しです。
付回しとは、いわゆるフリーのお客さんに対してどのキャバ嬢を付けるか決める業務のこと。
とても重要な役割であり、お客様の次回来店にも影響しますので、出勤チェックと合わせてこなす必要があります。
ただし、付回しはベテランのボーイが担当することが多いため、入店してすぐの場合は気にする必要がないでしょう。
③閉店作業
営業が終わると閉店作業が待っています。
ボーイがこなす閉店作業は片付けです。
テーブルを拭いたりグラスを下げて洗うのが役割となります。
汚れている場合は床などの掃除も行います。
なお、売上の計算などは店長やレジ係が行います。
ボーイは基本的に雑務を行う点が他の飲食店との違いです。
最初は雑用が多い
ボーイの仕事は一見シンプルですが、始めの頃は雑務が多く、キャバ嬢の出勤チェックや付け回しなどの業務を行う機会はありません。
大半のお店では、下記のような雑用を任されるでしょう。
・トイレやバックヤードの掃除
・開店前や閉店後のゴミ出し
これらの業務は、下積み中のボーイが行う重要な仕事です。
いずれも雑用ですが、男性キャストの上下関係が厳しいキャバクラでは新人ボーイがこなすことも珍しくありません。
先輩ボーイもこうした雑用を経て現在に至りますので、任された時はしっかりこなしましょう。
お店によっては凄く忙しい
ボーイがこなす仕事は、一般的な飲食店と同じ部分もあれば、少し違ったところもあります。
仕事の流れはどのお店も一緒ですが、人気度に応じて忙しさは変わります。
人気店ともなると、他に仕事を任されることもありますので、面接を受ける時に仕事内容を聞いてみるのも良いでしょう。